花の名山・白山だらだらお花見ツアー 2003年 7月12日〜7月13日
第一日目 その1
思い起こせば約10年前。ふと山の雑誌を買った僕の目に飛び込んできたのが白山で撮ったという高山植物の一枚の写真。こういう写真が撮りたい!・・白山への想いはこんなちょっとしたきっかけから始まった。何度も計画はしてみたが、あいにく都合がつかずに今まで実現しなかった。しかしついに念願の白山に行く日が来たのだ♪
世界には白い山と言う意味の山が数多い。皆さんもご存知のモンブランもそのひとつ。モンは山、ブランは白だ。それからダウラ・ギリも白い山という意味。そして日本では白山が白い山なのだ。夏でも雪渓が多く残り、冬には文字通り雪で真っ白に化粧される美しい山。そんな白山に憧れる人も多いことだろう。
その雪渓が消え始める頃、山では高山植物が咲乱れる。白山は花の名山としても名高いのだ。今回は山頂を目指さず、高山植物を心行くまで愛でようというツアーを組んでみた。
今回の参加者
なごぴょん こてっちゃん よしこちゃん あいP
コースマップ コース断面図
あまり参考にならないコースタイム(^^;(休憩・撮影時間込み)
一日目
市ノ瀬5:15-<シャトルバス利用0:25>-別当出合5:40-<1:05>-中飯場6:45-<0:45>-林道7:30-<0:45>-別当覗8:15-<1:45>-甚之助避難小屋10:00-<0:30>-黒ボコ岩・南竜方面の分岐10:30-<1:25>-南竜ヶ馬場(昼食)11:10-<0:15>-エコーライン登り口13:15-<1:00>-弥陀ヶ原14:15-<0:45>-室堂15:00-<2:00>-南竜ヶ馬場17:00
今回はまさに撮影行。ふんだんに写真を用意してギャラリー風のレポートに仕上げてみました。文章でご覧になるより数倍その雰囲気を感じていただけると思います。
え?いえ・・決して手抜きでは・・(;^_^A アセアセ・・・

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⇒こてっちゃんのレポ
⇒あいPのレポ
第一日目 その1
市ノ瀬〜別当出合〜砂防新道〜南竜ヶ馬場
土砂降りの中高速を走りぬけ、福井北で降りる。こんな天気で登れるのだろうか?・・と不安だったが、市ノ瀬に着いた頃には小雨に変わっていた。
7月1日からは市ノ瀬から上に車を上げることは出来ないのでシャトルバスを利用して別当出合へ。
砂防新道の登りはダラダラと延々続く。中飯場では霧が出たが雨が降ることはなかった。別当覗では対面に観光新道の尾根が見える。この付近からようやく高山植物図鑑に載っている花がちらほらと登山道脇に見つけることができた。
さらに登ると甚之助避難小屋に到着。この頃より日が照り付け、昨夜の雨が信じられない好天となった。ミヤマキンポウゲの群生が出迎えてくれる。しかし長い登りだ。白山の懐の大きさを身に染みて感じた。
黒ボコ岩への登りと南竜への分岐で室堂を目指すよしこちゃんと別れ、南竜のテン場を目指す。アップダウンのほとんど無い快適な道。右手に別山、左手にトンビコースに大きく残る雪渓を見ながら渓を渡り南竜に到着。雪渓を登りテン場に到着すると、すでにレンタルのテントは張ってくれていた。
静かで景色もいい、ロケーション抜群のテン場だ。
黒フチ画像はギャラリーにも展示しています。
土砂降りの中車を走らせ
4:00頃に市ノ瀬に到着。
シャトルバスで別当出合へ
5:40
砂防新道登山口
5:50
6:50中飯場
水場とトイレがある
ダケカンバが美しい森
霧が立ち込め幻想的
なごぴょんのおニューの靴
これ見よがしに見せ付ける
登山道脇には花がいっぱい
大峰でも見たなぁ
工事現場の看板
見ていて楽しい
これも看板のひとつ
後ろのおじいちゃん凄い!
林道と交差する
7:30
眼下に見える雲海
ぐんぐんと高度を上げてくる
登山道脇に見つけた
ミヤマオダマキ
別当覗 8:15
観光新道が見える
あいPによると
マイヅルソウというらしい
コイワカガミ
イワカガミより少し小さい
イワハゼ
鈴のように小さくかわいい
霧が立ちこめる森の中
根元にも小さな植物が
曇り空の柔らかい光に
透過する葉が美しい
ようやく高山らしくなる
ミヤマキンポウゲの群生
ミヤマキンポウゲ
これだけ群生すると見事
甚之助避難小屋10:00
日が射してきて暑い!
雲間に見える別山
かっこいい山容だ
エコーラインとの分岐
10:30
青空にミヤマキンポウゲ
の黄色が鮮やかに映える
よしこちゃんは室堂へ
ここで別れる
ヨツバシオガマ ニッコウキスゲ ようやく南竜が見えた
でもなかなか近づけない
雪渓が大きく残る
流れる水は雪解けだ
南竜山荘に到着
11:10
静かで心地よいテン場
ロケーションは抜群!
南竜山荘からテン場には
雪渓を登らないといけない

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