新緑前の大台ケ原 2003年 4月27日

今日はひさびさにちょっと足慣らし、お誘いをいただきまして大台ケ原を散策しました。先日からの連勤でかな〜り疲れが出てきているので(汗)、超寝不足のふうちゃんなのですぅ〜・・。
でも心地よい風を感じたいっ!

本日のメンバー
なごぴょん1号、あいPこてっちゃんぐりーんさんKayoさん、なごぴょん3号、Toshiさん、なごぴょん2号、なごぴょん4号、ふうま

・・なごぴょんがいっぱい・・なんのことか分からんって?
深く考えるのは止しませう。(笑)
コースマップ コース断面図
コースタイム(通常のコースをゆっくり行けばこんな感じです)
4:30大台ケ原大駐車場→5:00日出ヶ岳→6:00正木嶺→6:40正木原→7:20牛石ヶ原→8:00大蛇ー→9:30シオカラ谷→10:10大台ケ原大駐車場

本日のタイム
8:50発ー14:10帰着 のんびり楽しいハイキングでした♪
※黒フチ画像をクリックするとちょっと大きめの画像が出ます。

8:50歩きはじめる しっとりとした森が広がる 霧の中を行く
7:00に吉野のコンビニで待ち合わせるが、なごぴょんたちは少し遅れて到着。早々に大台ケ原に向け走る。
霧が出て曇っている。ドライブウェイではとうとう小雨が降ってきた。残念・・。
などと思っていると駐車場手前で急に晴れわたる。雲ひとつないピーカンのお天気だ。
8:50駐車場を出発し、まずは日出ヶ岳を目指して歩き始める。

沢沿いには雪が残る 露が付いたコケが綺麗 霧の枝には枯れ葉が残る
薄霧のかかる登山道はひんやりと気持ち良い。子供たちの賑やかな声が森に響き、愉快な気分になってくる。
水の音が聞こえてくると、沢沿いの落ち葉の上には雪が残っていた。カワチブシと呼ばれるトリカブトの一種の新芽が出ていて、春の訪れを告げていた。
登山道脇にはコケが沢山ある。多雨多湿の大台ケ原では見なれた風景だ。霧を全体に浴びて露が付き、とても綺麗。

ウッドデッキは展望抜群 山頂付近の新芽 山頂には展望台が・・
階段を経てようやく尾根のデッキに到着。尾鷲方面の海が見渡せる。今日は霧が晴れた直後、とても透明度の高い大気で海に浮かぶ島々がくっきりと見えた。
山頂に足を運ぶ。木の階段が鬱陶しい。
途中で何やら木造の建物が見えてくる。昨年9月には綺麗さっぱりサラ地になっていた山頂に、また展望台が設置されたようだ。
展望の良い山頂に、こんなもの要らないだろう?という声があちこちで聞こえる。

遠くに延々と木道が 立ち枯れの木々 正木峯の木道からの展望
長居は無用、正木峯に向け歩く。
延々と木道が続くのを見て、十数年ぶりに来たというなごぴょんが驚いていた。そりゃ驚くよなぁ・・(^_^;)
正木峯はいつ来ても寂しい雰囲気だ。かつては鬱蒼と茂る森だったこの山だが、いまでは立ち枯れの林しか残っていない。
木道はさらに延々と続く。尾鷲の海が手が届きそうな距離に見える。青空がまぶしい。

先が見えないくらい続く木道 正木ヶ原 中道との合流・尾鷲辻
立ち枯れと木道が延々と続く。閑散とした悲しい森だ。
そして正木ヶ原に到着。ようやく針葉樹の緑が現れ、森が生きていることが嬉しくなる。
途中から鹿の姿がちらほらと見える。正木峯では鹿除けの長大なフェンスが見えていたが、ここにはフェンスがないらしい。
木々の葉の隙間から太陽が覗いている。まぶしいが見上げると針葉樹の新芽の鮮やかな緑に透過された光がとても綺麗だ。

神武天皇像のある牛石ヶ原 木漏れ日が心地よい森 切れ立つ大蛇ー
コケ蒸す道を歩き、牛石ヶ原に到着。ここで昼食にする。
青空広がりとても気持ち良い大休憩だ。各自弁当を広げて食べた。なごぴょん2号、3号、4号(kayoさんとToshiさんのおこちゃま達)は、何とゲームボーイを持ってきていて、ゲームで遊んでいる。(^_^;)
お腹が満たされたところで歩き始め、大蛇ーとシオカラ谷の分岐に。ここは木漏れ日の柔らかい日差しがとても心地よい。
大蛇ーに着くと、遠くのほうに大峰の主峰たちが並んでいた。見事に晴れ渡った景色は壮観だ。

大蛇ーからの展望をソフトを使って繋げてみました。

コケの間から新芽が コチャルメルソウという花
大蛇ーを後にし、シオカラ谷へと向かう。
途中、様々な植物の新芽を見る。名前は分からないが緑の鮮やかさは大木にも勝る。小さな命の生まれ出る瞬間を垣間見た気分だ。
シオカラ谷でコーヒータイム。あいPが変わった花を見つけ、教えてくれた。チャルメラに似ているから、コチャルメルソウと呼ばれている花だそうだ。不思議な形をしているなぁ。

吊り橋を渡る 見上げると嫌になる長い階段
吊り橋を渡り、延々と続く石の階段を登る。これがまた長い・・はじめて登ったときにかなり嫌気がさしたので、その先入観が抜けない。僕は今もこの階段が嫌で仕方ない。(^_^;)
駐車場は目前だ
ようやく登り詰めると、売店横の森に出る。ここも心地よい森だ。木漏れ日がお疲れさんと言ってくれているようだ。
売店でアイスクリームを食べている人がいるのを見て、なごぴょんが「みんなでアレ行かへん?」と言い出し、みんなでアイスクリームを食べた。汗をかくくらい暑かったので、これが凄くうまかった♪

小処温泉に入浴し、吉野のコンビニで解散した。
皆さん、お疲れ様でした!またどこかの山にご一緒しましょう!

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