大峰山系・旭-釈迦ヶ岳 2002年 9月 2日

釈迦ヶ岳は大峰の代表的な山のひとつで、山頂に釈迦如来像がある。前鬼からのコースが一般的であったが、距離が長く時間もかかるため、昨今はもっと手軽に山頂を踏める旭からのコースが人気です。
台高のような笹野原の稜線を歩くこのコースは広い尾根と抜群の展望が魅力。
「関西の山登り&ハイキング」のジンライムさんと吉野口駅で待ち合わせ、十津川村旭に向かう。
コースマップ コース断面図
コースタイム(あまり参考になりません)
9:15旭峠の登山口→10:30古田の森→11:30千丈平→12:00釈迦ヶ岳山頂→15:00旭峠の登山口
※黒フチ画像をクリックするとちょっと大きめの画像が出ます。

峠の登山口 絵に描いたようないい天気 笹野原の緩やかな登り
9:15峠の登山道より登り始め。しばし鬱蒼と茂る森の中を歩くと展望が開け、このコースの特徴である笹野原の稜線歩きになる。
しかし今日は本当にいいお天気だ。吹く風は涼しく心地よいが、日差しが強く、汗をかく。
もうひとつの登山道と合流 ちょこっと釈迦が顔を出す
峠の少し下から植林の間を縫う登山道と合流し、いよいよ展望の利く笹野原の稜線歩きとなった。
抜けるように青い空にぽかりと浮かぶ雲が印象的だ。遠くを見ると少しだけ釈迦が頭を覗かせている。なだらかな斜面と木々にあまり遮られる事なく広がる空がとても開放感を感じさせてくれ、気分も踊ってくる。
おお! おおお! おっ釈迦!
ああ〜!めっちゃ気持ちいい♪
青い空と緑の笹、木々のコントラストがたまりません!
もう言葉は要りませんなぁ〜。写真をご覧くださいませ。
古田の森ピーク カワチブシ(トリカブト)
10:30古田の森。最高にいい天気。
この付近からちらほらとトリカブトの一種、カワチブシが咲き乱れる。猛毒があるが、紫色の花は綺麗だ。その名の通り、鳥のかぶとのような形をした花でした。
ちょっと無理がありますが展望を繋げてみました
古田の森を過ぎ、釈迦の内陣に向けて登る頃、西に展望が開けた。
護摩壇山のスカイタワーがポツンと点のように遠くの稜線に見える。大気の透明度も高く、最高の展望だ。
こんなにいい日は早く歩くのはもったいない。山頂まで2時間程度の道だ、もっとゆっくりと歩こう。
千丈平 木漏れ日がやさしい キャンプ地にある水場
釈迦の内陣を過ぎ、少し登ると千丈平に着いた。木々がやさしく日差しを遮ってくれ、とても涼しく心地よい。
この付近はキャンプ適地として地図に載っている。きれいな水場もあった。とても冷たく清らかな水のようだ。
山頂までしばしの登り 前鬼からの奥駈道と合流 紅葉の始まったシロヤシオ
千丈平から山頂まで、少し斜度のキツイ登りだ。前鬼からの道と合流すると、この付近ではシロヤシオ(ゴヨウツツジ)の紅葉が始まっているものもあった。
山頂の釈迦如来像 にこちゃん あ〜命っ!
12:00山頂到着。釈迦如来像の傍には杖が立っているが・・見覚えのあるものが。(笑)
しかし、凄い羽アリだ。異常発生していたので、体にまとわりついてくる。
あれこれ記念写真を撮って早々に千丈平に下り、昼食にした。
山頂の展望はいいものの、雲が出てちょっと残念・・
雲が展望を隠し、ちょっと物足りない山頂でしたが、一瞬だけ八経ヶ岳方面も見渡せる時があったので、急いでシャッターをきってみた。

千丈平で思う存分大休憩した後、下山することにする。
15:00峠の登山口に到着、ジンライムさんを下市まで送り帰途についた。
ジンライムさん、お疲れさんでした!またどこかにご一緒いたしませう。
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