徳島オフ 2001年 4月28日〜29日

3月頃だっただろうか、良太写真館の良太さんから撮影会のお誘いがあり、今度は徳島でするとのことで、とても楽しみにしていました。参加メンバーは阿波風景写真館のenoyanさん、瞬間のKAKIさん、こころのフィルムののんぼうさん、良太さん。ネット上で大活躍されている豪華な面々。皆さんどんな写真を撮るのでしょうか、ワクワクです。
いよいよその日。フェリー乗り場に車を置き、高速船で徳島に向かいました。

22:00、徳島港に到着すると、良太さんが待っていてくれてました。車に乗り、今晩は良太さん宅でお世話になります。
早朝、ちょっとした山歩きをしようということになり、もしかするとカタクリの花が見られるかもという期待で胸を膨らませながらもその夜、遅くまでPCやカメラの話で盛り上がり。なんと、良太さんは魚眼レンズをゲット!こりゃ、明日の撮影が楽しみだぁ〜。でも、ちょっと寝不足・・。(^^ゞ

朝5時、起床。とある高原に向かいますが、雨がパラついてきました。車はどんどん高度を上げ、それに従い雨脚も強まる。傘を差しての山歩きとなりました。風力発電のプロペラがすごい勢いで回り、大きな音を立てているのがとても異様な光景でした。
カタクリポイントに到着すると、つぼみが膨らみかけたものがちらほら・・。ちょっと時期が早かったか。残念!(^^ゞ

良太邸に戻ると、さっきは暗かったので気が付かなかったのですが、庭は一面、花で埋め尽くされていました。お母上のご趣味だとか。。それは見事に手入れの整ったガーデニングで、しばしここで撮影していました。(笑)
マクロのファインダーに夢中になっていると、enoyanさんの車が到着。KAKIさん、のんぼうさんとも挨拶をかわす。皆さん、とてもやさしそう〜。早速車に5人乗り込み、出発〜!!

最初の撮影場所は吉野川第十堰。この時期は鮎の稚魚の遡上のため、監視小屋が設置されていました。散歩している人が多く、結構賑わっています。
さてさて、皆さんそれぞれの撮影機材を手に、戦闘体制に入ってますね。(笑)良太さんはミノルタα−9、enoyanさんはミノルタα807si、KAKIさんはニコンNikomatFTN、のんぼうさんはペンタックスSP、僕はペンタックスMZ−3、それぞれ撮影スタイルに合わせた機種選択ですね。(^・^)
KAKIさんとのんぼうさんと僕は、物珍しいコンクリートの建造物や野鳥、遡上する鮎の稚魚にファインダーを向け、シャッターを押していましたが、やはり徳島県民の良太さんやenoyanさんたちには見慣れた風景なのでしょうか?撮影も早々に、何やら物思いにふけってる?(笑)ご案内、ご苦労様でございます。m(__)mペコ

KAKIさんは今回のオフに、みんなが見たいと言っていたヤシカフレックスを持ってきてくれていました。一眼レフではなく、2眼レフカメラで、上から覗き込んでフレーミングします。ピントあわせはつまみを回すとレンズの土台が前後します。スライドのように透過されるファインダーを下向きに覗くと、とても不思議な気分でした。撮影するには何やら儀式が必要だとか。。とりあえず川の水で体を清めて・・、とはKAKIさん談。(笑)
おっ!もうこんな時間!今回のオフは濃密スケジュールなのです。次の撮影地にGo〜!

車は山へと向け走りました。なにやらどんどん道幅が狭くなってきますが、ここは国道だそう・・。到着したときには雨がかなり降っていましたが、ここまで来たからには撮影しないで帰れるもんか!(笑)
傘を差して、杉林の山道を歩いていきます。途中、ホトケノザが咲いていて、撮影意欲を掻き立ててくれます。しかし、都合よくこっちを向いている花がない・・。(^_^;)
神通滝に到着。雨脚は弱まってくれそうにないです。傘を差して、三脚で撮影します。レンズに、ボディに雨粒が付いてきて、シャッター、絞り、ズームを操作する手が慌てます。あぁ・・、カメラがかわいそう〜。でも、滝を目の前にすると、皆さん目の色を変えて撮影に没頭していました。
さて、そろそろ次の撮影地へと・・。
のんぼうさんは、とてもオブジェ好きで、山道で切り株を見つけ、目をつけたり、髪の毛をつけたりして楽しみ、撮影していました。傘を持っての手持ち撮影・・。ペンタックスSPが雨に濡れていくぅーー。大丈夫だったのかなぁ?
さっきの登でははぁはぁと息を切らせて登っていたenoyanさんの姿は、もう見えない・・。下りは早いんだから〜。(^_^;)

鳴門に向かい、観光船に乗るまで、少し時間があるようです。スカイラインを走り、鳴門の風景を上から見下ろすと、昔ながらの海の風景が広がっていました。ここはモノクロで写してみました。
そろそろ観光船の時間のようです。山をおり、駐車場に向かいます。この日は中潮で、雨。
う・・、Iso100を入れっぱなしだ。でも、もったいないからそのまま行っちゃえ〜。(^_^;)
観光船は鳴門大橋の下で旋回するように渦を見せてくれました。しかし、この揺れ!Iso100だけど、広角レンズだから何とかブレずに写るかなぁ?甘い?(笑)
結果は・・、右の写真。手前がちょっとブレてるけど、気にならない程度でしょ?わかりますか?(^^ゞ

その後、渦の道という、鳴門大橋の下の遊歩道へと撮影に行く予定でしたが、時間が押してきたため、走っての観覧でした・・。(^_^;)
この通路の床にはガラスの窓があり、橋下の渦を観察できる仕組みになってます。
良太さんは高所恐怖症だって。のんぼうさんに捉まって、ひたすら怖がってました。(笑)
その窓を覗くと、こんな感じ。(右)
enoyanさんのアドバイスどおり窓の上に立ってPLフィルターを使ってファインダーを覗くとと、本当に宙に浮いているようです。瀬戸内海から太平洋に向かって潮が川のように流れる様は迫力でした。

さて、楽しかった撮影会もそろそろ終わりにさしかかりました。enoyanさんはじめ、皆さんでフェリー乗り場まで僕を送ってくれました。最後に良太さんのおNewの魚眼16mmで記念撮影!

皆さん、今回はお疲れ様でした。また次回を楽しみにしていま〜す♪
もどる