昨日は乗鞍で雨にたたられたので、今日こそ撮影に没頭しようと、上高地に向かいます。沢渡(さわんど)の村営駐車場に午前2時に到着。始発のバスは5時半。少し仮眠をとります。
隣の車のドアの音で目がさめると午前4時半。今日は天気がいいです。荷物を最低限にして準備します。初めての憧れの上高地〜!(^-^) 一眼レフと三脚、デジカメを持ってバス停へ。後ろから「お〜い!」と自転車に乗ったおじさんが追いかけてきました。「駐車料金、前払いになるんですよ」。(^_^;) アルピコのバスは長い上り坂のトンネルを抜けると、左手に焼岳が見えますとの案内があり穂高唯一の火山の雄姿を眺められました。 大正池バス停で下車。いざ撮影〜!
ヽ(^o^)丿
大正池は撮影をする人たちで結構賑わってました。穂高の山々が雲に隠れてなかなか顔を出してくれないので、その一瞬を待つ人たちです。みんな三脚使わないのね・・。ブレないのかな? 本で見たことのある風景に自分がいることに感動を覚えます。う〜!とうとう来た〜!(^-^)
河童橋まで約1時間とバスで案内があったので遊歩道を歩きつつ撮影していきます。僕の撮影ペースだと多分2時間くらいかかるかな?? 遊歩道は右のような木道があり、よく整備されて(整備しすぎ?)歩きやすいです。
大正池の水面に映る空の青さがとても目を引きます。森の中はまだ薄暗く、あたる風もこの時期とても気持ちいいです。 鳥のさえずり、カモの鳴き声?? グァグァグァって、やかましいくらいでなんだか滑稽でしたが・・。(^_^;) 同じように散策している人たちは、カメラだけを持っている人がほとんど。どこかのホテルに泊まっている人たちでしょうか?軽装で挨拶しつつ歩いていきます。 何を撮ってるんですか?と質問されることもしばしば・・。
大正池だけでも何枚撮ったでしょう。ここぞとばかりに撮りまくりました。持ってきたポジは36枚x10本、ネガ24枚x4本、そしてデジカメ。カメラを仕舞っている暇がないほど、ついついデジカメでバシバシ撮ってしまします。
大正池を後にし、田代池にむかう木道(左)。ススキの穂が秋の訪れを感じさせますが、この上高地もまだまだ紅葉には早いようです。カラマツもまだ青々としていて、夏の余韻すら感じます。 写真の右手に広がる湿原にもカモがいるようで、グァグァと鳴き声が聞こえます。
おおっ!ここも本で見たことあるぞ〜!(右) 田代池に到着。ここにもカモがいて、人に慣れているのか向こうから近寄ってきて、三脚の周りをうろうろ・・。(^_^;) でも、田代池ってこんなに小さかったんですねぇ。
田代池から少し歩くと、林間コースと梓川コースに分かれています。渓流を見たいので梓川に出ました。ここもカモが流れています・・。(^_^;) 水はエメラルドのように清らかで、まるでカナダの風景のよう。昨日からの疲れも吹っ飛びますね。
田代橋に到着。少しだけ西穂が顔をだしました。 この橋を渡れば穂高にいけるんだぁ〜、と思いつつも河童橋を目指します。何しろ初めてだから、とりあえず見ておきたい! 梓川沿いの遊歩道はすごく整備されていて、ベンチやテーブルなど休憩施設も備え付けられています。トイレも完備され、観光にはもってこいなのでしょうね。
黄葉したときや雪の積もったときに来てみたくなりそうなカラマツの林が向こうに見えます。もう少し時期が遅ければ、最高の写真が撮れることでしょう。はぁ〜、もっと休みが欲しいよぅ〜!(T_T) この辺りから人とすれ違うことが多くなってきました。「おはようございます〜!」と挨拶をしつつ、先を急ぎます。 本で見ると河童橋は人でごった返すようなので、観光バスが沢山くる前に見ておきたい。
さっき見えたカラマツ林の中の遊歩道(右)。当たる日の光も柔らかく、とても快適です。朝の空気と相まって、清々しい森林浴ができます。 左手には梓川、正面左側には穂高を見つつ、歩きます。
河童橋に到着。誰も橋にいなかったので、早速写しました。 この直後、観光バスから降りてきた観光客でごった返し、ここから先に進む気が、あっという間に萎えてしまいました。平日でもこんなに人が多いなんて・・。 紅葉、新緑の時期の土日など、考えたくもありませんねぇ。(^_^;) ってことで、自分の混む所嫌いを再確認して、9時半頃帰りのバスに乗り込みました・・。
|