今年二度目の大台ケ原  2000年7月1日更新

7月1日(土)、梅雨の晴れ間に、大台ケ原に行ってきました。
午前4時過ぎに大台ケ原駐車場に到着。辺りは暗くガスが出て、見通しが悪そうです。とりあえず朝食を摂っていると、うっすらと空が白み始めた。4時半ごろ、日出ヶ岳に向けて歩き始めました。

登山道はまだ薄暗いですが、天気は良さそうです。今回こそ日の出を見ようと思い、早足で日出ヶ岳に向かいます。日の出は何時くらいだろう?調べてくればよかった。歩いているうちに、結構明るくなってきました。

登山道脇に、こんな案内があって(右)、トウヒとモミノキの見分け方を紹介してくれています。あ〜、なるほどと、納得して、木を眺めたりしていると、どんどん辺りが明るくなってくる。日の出を見るために先を急ぎます。

 

日出ヶ岳肩の展望台に到着したときには、結局すでに日が昇ってました(左)。山の向こうには雲海が広がり、いい天気できれいでした。登山道を歩いてきて、初めて視界の開けるポイントなので、ゆっくり日の出を楽しみ、日出ヶ岳山頂への登りに向かいます。

最後の木の階段を登りつめ、日出が岳山頂に到着。登り始める時に出ていたガスも完全に晴れわたり、大峰山系、尾鷲、すべての方角を見渡せました。前回訪れたときは、枯れ木ばかりが目立ちましたが、今回は周りの木々も葉を沢山つけていて、朝日を浴びた濃い緑が目に飛び込んできます。

正木ヶ原に向かう道は工事中になっていて、迂回路が作られてました。牛石ヶ原も越え、今回も例外なく、大蛇嵒に行きました(左)。今日のように晴れ渡った日は、景色の良く見えることも感動しますが、それよりも、絶壁の高さをいっそう引き立たせます。解説書には落差800mと書かれています。

大蛇を後にして、駐車場に帰ります。前回と同じ、「中道」を通って帰りました。途中、川が流れていて(右)、「バイケイソウ」、「トリカブト」の群生が、かなり成長して覆い茂ってます。川に写った空の青い色に目を奪われます。駐車場に到着したのは午前8時半。自己最高記録で帰ってきました。もっとゆっくり散策したかったけど、眠いので早めに(早過ぎるって・・。)帰途につきました。

 

 

 

 

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