♪BlueMoonCafe Ham'sCafe
僕は現在、カメラを10台所有しています。なにぶん¥がないので、いいものは買えないんですけど、実践で充分に活躍してくれるカメラばかり。これからカメラを始めてみようかな?という方の参考になればと思い、ここに紹介しておきます。詰まるところ、汎用性が高くて機動力に優れるものが長く持っていて後悔しないように思います。

■特別編・海外サイトでカメラ・レンズを買ってみよう!



カメラ
デジタル一眼レフ PENTAX *istD
一眼レフカメラ PENTAX MZ-3
PENTAX ME-super
PENTAX SPOTMATIC F
RICOH XR-500
ハーフ版コンパクト FUJICA Half
OLYMPUS-PEN EE-3
コンパクトカメラ PENTAX ESPIO928
MINOLTA Capios25
デジタルコンパクト NIKON COOLPIX5000
PENTAX EI−200
KODAK DC215
一眼レフ交換レンズ

ズームレンズ

PENTAX FA 28−200mm F3.8−5.6 IF&AL ⇒作品例
FA 28−70mm F4 AL ⇒作品例
F 35−80mm F3.5−5.6 ⇒作品例
F 80−200mm F4.7−5.6 ⇒作品例
F 100−300mm F4.5−5.6 ⇒作品例
SIGMA 28−70mm F2.8−4.0 UC ⇒作品例
70−210mm F3.5−4.5 APO MACRO ⇒作品例
70−300mm F4.0−5.6 DL MACRO ⇒作品例
24−70mm F3.8−5.6 ⇒作品例
Tokina AF 20−35mm F3.5−4.5 ⇒作品例


単焦点レンズ

〜Kマウント〜

PENTAX SMC PENTAX-A 28mm F2.8 ⇒作品例
FA Macro 100mm F2.8 ⇒作品例
FA 50mm F1.4 ⇒作品例
FA 43mm F1.9Limited ⇒作品例
FA 135mmF2.8 IF ⇒作品例
RICOH XR RIKENON 50mm F2 L ⇒作品例

〜M42スクリューマウント〜

CHINON AUTO CHINON 35mm F2.8 ⇒作品例
COSINA 20mm F3.8 MC ⇒作品例
28mm F2.8 MC MACRO ⇒作品例
LUTKARINO MC JUPITER-9 85mm F2 ⇒作品例
PENTAX SUPER TAKUMAR 35mm F3.5 ⇒作品例
SMC TAKUMAR 50mm F1.4 ⇒作品例
SMC TAKUMAR 200mm F4 ⇒作品例



灰色の文字で書かれているカメラやレンズは下取りに出して他の機材に代わっていった古き友です。
しかし、ダメだから下取りに出した・・というのではなく、僕の撮影スタイルの変化に伴い出番が少なくなったというのが下取りに出す大きな理由です。
ちなみに僕はいわゆるコレクターではありませんし、機材は使ってこそ価値があるものです。あまり使わない僕が持っているより、よく使う方の元に行く方が、カメラもレンズも幸せでしょう、ね。(^^;


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PENTAX MZ−3
PENTAX FA 28−200mm F3.8-5.6 IF&AL
長野県・美ヶ原(王ヶ鼻)
以前、プログラムが充実したMZ−10を発売とともに購入しましたがすぐに物足りなくなり、持っていたレンズとともに下取りに出して、このMZ−3を購入しました。
小型・軽量でありながら、風景撮影に必要最低限の機能を兼ね備えているので、山登りに持っていくには最適です。
オートブラケットは1段と1/2段
露出補正もダイヤルで調整
ちょっと使いにくい位置にある
プレビューボタン
測光方式選択が一目瞭然
メモリーロック(露出記憶)ボタンも
バッテリーパックを付けたところ
一気に重くなる(笑)
測光はTTL開放6分割・中央重点・スポットの3つを搭載し、マニュアルシャッタースピードは1/4000秒〜1秒、オートだと30秒までの無段階スローシャッターが可能。AFは動作音が大きく、少々遅いながらも動体予測もでき、なかなか正確。
オートブラケット・プレビュー・スポット測光の3つの機能は、ポジフィルムでの撮影にはなくてはならない機能なのでとても重宝しています。
ペンタ部に設けられたストロボを使用することはほとんどありませんが、降雪時や桜吹雪などにはあっても便利かも。。
特筆すべき機能はありませんが、風景写真用スタンダードカメラと呼べるでしょう。
他メーカーと比較してマウント互換性が極めて高く、昔のレンズをそのままマニュアル操作で使えるので、中古レンズなども合わせると膨大な数のレンズ群から選択ができて経済的なのもお気に入りです。
もろにプラスチックなボディなのでちょっと重厚感に欠けますが、単三電池4本使用のバッテリーパックを本体下部に取り付ければズッシリと重量感が増し、手ブレもある程度防げますのでお薦めです。マニュアルのようにダイアルを回して機能を選ぶ操作感覚が小気味よく、体の一部のように確実に操作できます。
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PENTAX ME−Super
RICOH XR RIKENON 50mm F2 L
神戸市・風見鶏の館
1998年に中古で1万7千円でゲットしたME−Super。実はそのとき完全メカニカルのMXを探しに中古店街に行きましたが、MXはペンタックスのマニュアルカメラ最高機種のLXのサブカメラとして当時も人気が高く、中古価格も結構な値段で、店頭に並ぶMXは
電子式で操作しやすい
シャッタースピード選択ボタン
マジックニードル部
フィルムは何処にでも差込可能
程度こそいいものの、ボディのみで3万円を越えるものがほとんどでした。
その横に並んでいたブラックボディのME−superは絞り優先AE機のMEを電子ボタンでシャッタスピード調整できるように改良した20年前のカメラで、掛け値なしにコンパクトで使いやすいMシリーズの初の2000分の1秒のシャッタースピードは特筆すべき点で、これが決め手となりME−superにしました。僕の機材の中では現在でも第一線で充分な機能性を持っています。
PENTAXは、Kマウントなら現在発売中のレンズも昔のレンズもそのままマニュアルで使えるし、メーカー純正品のマウントアダプターを使えば、M42スクリューマウントレンズも絞込み測光で使えるので、カメラの年式をほとんど気にせずに使え、レンズの選択肢はとても幅広いです。
インナークッションを入れたシエラデザインの9Lウエストバッグに、ME−superとXR RIKENON50mm、Jupiter9、CHINON35mmというマニアックなスナップシステムで散歩によく行く。
測光はTTL中央重点全面測光を採用していますが、機嫌の悪い時には露出にちょっとバラツキが出ることもあります(笑)。露出補正は1段づつになりますが、ISOダイヤルを使えば1/3段づつの補正が可能。段階露出すれば問題なく使えてます。
また、どうやら巻上げ機構に不具合が生じるらしく、シャッターボタンが押した状態で戻らなくなり、ミラーが上がったままになることがありましたが、いろいろ触っていると直りました。その後は巻上げをゆっくり確実にすることで問題なく使えていますし、またそういうちょっと気難しいところがさらに愛らさを感じるんですよね。(^_^;)
MZ−3と同じく小型軽量なので機動力に優れ、サブカメラとして、出動回数はかなり多いです。いつも広角レンズを付けておいて、シャッターチャンスを逃さないために、リュックの中でスタンバイしていました。最近は僕の写欲を掻き立ててくれるその美的な外観とスペックがお気に入りで、その日の気分で単焦点レンズを選んでボディに取り付けたME−superをカバンからサッと取り出しパッと撮る、そういう軽快さも楽しくて、ただ今スナップ撮影時のメイン機としてがんばってもらってます(笑)
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PENTAX SPF
MC JUPITER-9 85mm F2
和歌山県・美里町
2002年1月、金沢の風景写真サイト瞬間のウェブマスターKAKIさんのお知り合いの方から譲っていただいた、念願のM42スクリューマウントカメラ。1964年に発売されたベストセラー機PENTAX SPは一眼レフカメラといえば誰もがあのカタチを思い浮かべる・・というくらいに有名ですが、その改良版のSPFはペンタックス初のTTL開放測光で、それに対応するSMCタクマ―レンズを使えば、絞込み測光が主流の当時のカメラにしてはファインダーが明るく、とてもピントが合わしやすく使いやすいです。
往年の名レンズ群が目白押し ペンタ純正の電池アダプター
M42にはロシアや東欧のレンズも ホットシューが標準装備
ねじ込み式のマウントですのでレンズ交換は時間がかかりますが、ズームが主流の僕の機材に花を添えるべくして単焦点レンズの魅力を教えてくれました。ズッシリと重いボディは手ブレをも抑えてくれるし、「ASAHI」の文字がカメラの歴史の重みを感じさせてくれます。
まだ少ししか写していませんが、かなり昔から憧れていたスクリューマウント、それも大事に大事に使われていた、ひとのぬくもりのあるこのカメラへの僕の愛着はすでに計り知れません。ちょっとマニアックですが、僕の物欲をくすぐるロシアや旧東ドイツのレンズ群も使えるこのマウント、レンズ選択の範囲も広く、あれやこれやと思いを馳せつつ楽しみながら充実させていけそうで、これから面白くなりそうです。PENTAXから発売されているマウントアダプターを使用すれば、自動手動絞りの切り替えスイッチの付いたスクリューマウントレンズならKマウントにも使用できます。
また、この時代のカメラの露出計は、ずいぶん前に製造を打ち切られている水銀電池を使用しています。水銀電池は現在は一部極少量の輸入品に依存される状態ですが、水銀電池アダプターなるものを使用することで現在市販されているボタン電池(SPFはLR44やSR44)を代用できます。このアダプター、電圧変換付きなら関東カメラサービスの製品をカメラ店で、変換なしのプラスチック製ならペンタックス純正品を各事業所にて取り寄せできます。
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RICOH XR−500
SIGMA 70−210mmF3.5−4.5
APO MACRO
オリオン座中心部
1/500秒までしかないシャッター
今やバルブでしか撮影しませんが・・
モルトはいつのまにか溶けて
なくなってしまった
その昔、知り合いからいただいたリコーの完全マニュアルカメラ。50mmF2.0レンズが標準装備されていました。僕の初めての一眼レフで、今も露出計完動!今までノントラブルの凄いヤツです。
リコーのレンズマウントはPENTAXと同じKマウントを採用していて、PENTAXレンズをそのままマニュアルフォーカスで使えます。また、リコーのレンズをPENTAXカメラに付けてMF撮影することもできて便利です。
このXR−500は、露出計以外は電池がなくても操作できるので、冬季の極寒撮影や天体撮影に重宝します。ちょっとファインダーが見難いのが玉にキズですが・・。また、キャンプを伴うような長期の撮影旅行で荷物の軽減を図るためにも、電池交換の必要ない完全マニュアルメカニカルシャッター機は一台は持っておきたいもの。
頑丈ですが、フィルム装填蓋のモルトが長い月日で溶けてきているのが難点・・。今のところ撮影には支障ありませんが、気になる方は5000円で修理可能とか。。
プロカメラマンの藤井智弘さんによるとこの本体付属のレンズの描写がとてもシャープでライツのズミクロンを超えたと言われるくらい凄い、知る人ぞ知る名レンズらしいのですが、最近は天体写真くらいにしか使ってませんでした。もったいない・・
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FUJICA Half
僕が生まれた頃から記念撮影するために祖母が使っていたハーフ版カメラ。家族旅行や祝い事など、記念行事があるごとに必ずこのカメラが出動し、思い出の瞬間を沢山残してくれました。
セレン光の測光、フジノン28mmF2.8レンズ、セイコー社のレンズシャッターなど、今思えば懐かし過ぎるほど古びたカメラですが、写りはなかなかのもの。フィルムカウンターが72枚まであるのがとても印象的で、フィルムフォーマットは狭いながらも鮮明に写ってくれます。
一応マニュアル撮影も出来ます。絞りはF2.8〜F22、シャッターはバルブ、1/30秒〜1/300秒。手持ちの気軽なスナップなら、まず大丈夫でしょう。
このカメラ、ソフトケースはさすがにボロボロになり廃棄処分されてしまいましたが、大事に大事に磨いて、元箱付きで防湿密閉で厳重に(笑)保管していましたが、いつの間にか密閉箱から出されていて、とうとう裏ブタのモルトにカビが出ました。・・ショックです。
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OLYMPUS-PEN EE-3
これも昔からうちにあったカメラ。オリンパスペンにはかなり種類があるようですが、うちのは「EE−3」の文字があります。
ISOを合わして巻上げてシャッターを切るだけという簡単操作が魅力で、大きくて精密なイメージのある?フィルムカウンターがとても目を惹くこのカメラ、やはりセレン光測光でアンダーやオーバーではファインダーに赤いプラスチックのマークが跳ね上がり、シャッターが押せなくなるという何とも大雑把な作り。
しかし小さいボディながらも28mmF3.5レンズには「D.Zuiko」の文字が入り、ホットシューには一応端子も備わって、とても小憎らしいヤツです。
モノクロで撮影したくなるとても軽快なハーフ版、あなたのおうちにも、もしかするとまだどこかに眠ってませんか?
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PENTAX ESPIO928
一眼レフはその大きさからどうしても取り出すのに時間がかかってしまい、シャッターチャンスを逃しがちです。僕はいつも腰からこのESPIO928をぶら下げて撮影に行きます。
現在では数少なくなってしまった28mm広角からの撮影〜90mm中望遠までの撮影が出来て、パースペクティブを楽しめます。コンパクトカメラには珍しく±3の露出補正ができて、ポジフィルムでの撮影においても、程よい露出が望めます。
また、測距においても、なんと450ステップに細かく刻まれた3点測距とスポット測距を持っていて、厳密なピント合わせができます。驚きはもうひとつ。なんと、バルブ撮影までできてしまう。
大衆向けのコンパクトカメラながら、レンズの描写も申し分ありませんし、一眼レフに負けない機能を持っていて超お気に入りです。

⇒作品例
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MINOLTA Capios25
これも今では少なくなってしまった、28mmからの撮影ができるコンパクトカメラ。28〜70mmのごく標準的なレンズを採用し、価格も手ごろ。
しかし、このカメラ、あなどれません。40cmまでの接写、1/4.7のマクロ撮影ができて、8秒までのスローシャッターがいい雰囲気を写しだしてくれます。中央重点測光で露出もかなり安定していて、ピントの精度もボケ味もなかなかのもの。ネガフィルムでの撮影でなら、暗い登山道での撮影にも充分すぎるほどです。
荷物を最小限にしたい過酷な登りでは、このカピオス25にネガフィルムを、PENTAXのエスピオ928にポジフィルムを入れて撮影に挑みます。

⇒作品例
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PENTAX *istD
PENTAX FA MACRO 100mm F2.8
吉備町・鷲ヶ峰コスモスパーク
ニコンやキャノンが激しいデジタル一眼競争を繰り広げる中、ペンタックスユーザーはそれをうらやましいと見ているだけだったが、2003年9月6日、ついにペンタックスもデジタル一眼レフを出すことになった。Kマウントを装備し、既存のペンタックスレンズ群を使うことが出来るようになる。
発売から数日後、僕もやはりはやる気持ちを抑えきれず購入しました。
回して選ぶ撮影モードと測光方式
MZ−3のダイヤルのよう
大きな液晶はとても見やすく
シャッターボタンも押しやすい位置
十字キーが押しにくいが、
効率的に配置されたボタンだ
正面から見るととてもコンパクト
世界最小・最軽量はさすが!
610万画素、12ビットRAWにも対応するそのボディは、まずとても小さく軽いことに驚く。10DやD100と比べると二回りほど小さく感じる。
APS−C撮像素子採用のため、レンズは表示数値の約1.6倍になる。20−35mmズームでも、32−56mm相当になる。これは今まで銀塩一眼レフで慣れ親しんだレンズを使用するとき、同じ撮影ポジションを取ると、焦点距離の違いにかなりの戸惑いを感じ、フレーミングするには後ずさりする必要があることだろう。しかしこの後ずさりしてフレーミングすることは、山での撮影時にポジションを1歩前に出し足もとの貴重な植物や動物の巣を踏みにじってしまうなど、自然破壊の素にもなりかねない状況を回避できるメリットも出てきそうだ。そういった自然保護的観念からも僕はこの一眼デジタルをぜひ皆さんにお薦めしたい。
ファインダーはとても明るく見やすい。シャッターボタンを半押しすると、スーパーインポーズで赤く表示される11点測距のポイントが目に飛び込んできて、ピントが合うが・・んん?と思うほど曖昧な測距だ。それと、プレビューや測距点の選択時に使用する十字キーが押しにくい。測距点の選択時にはシャッターチャンスを捉えられるかどうかというところに大きく関わってくるので、もう少し配慮が欲しかった気がする。
しかしながら16分割測光にはなかなかの出来の良さを感じる。カタログ記載の文字通り、ほとんどの撮影で期待通りの成果が得られる気がする。また、発色もEI−200に比べるとかなりおとなしくなった印象。少々物足りない発色といった感もあるが、ナチュラルな鮮やかさは柔らかくいい雰囲気を醸し出してくれる。
シャッターは1/4000秒〜30秒、バルブ。MZ−3と同等なので充分だ。ISOは200〜3200、200からというのが絞り開放時の完全逆光での撮影には少し残念だが、手ブレの解消には効果をあげていると思われるし、天体撮影などにも有効だ。多様なWB、ブラケット機能など、必要な機能は全て備えている。
とにもかくにも、今までのKマウントレンズを使用できるということはいろいろな不都合を帳消しするほどにメリットが大きい。
今後、ペンタックスレンズ、あるいはレンズメーカーのKマウント対応レンズの広角ズームの充実が望まれるが、ペンタックスでは16−45mm(35mm換算24.5〜69mm)の発売予定をすでに発表している。そういうところに、既存ユーザーの不安感を取り除く効果や*istDユーザーの期待感を見出し、先手を打っているようだ。
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NIKON COOLPIX5000
望遠端21.6mm(35mm換算85mm相当)
花園村地内
2003年3月、金沢の風景写真サイト瞬間のウェブマスターKAKIさんのお知り合いの方から以前SPFを譲っていただいたのですが、今回またご縁があり、このCOOLPIX5000を譲っていただきました。ペンタックスEI−200をデジタルの主力として使用していましたが、広角が35mm換算で34mmからと少々非力なのが不満でしたが、それを見事に解消してくれる28mm−85mmズームはとても魅力です。
可動式モニターはとてもいい
超ローアングルが可能になる
ボタン類が親指で操作しやすく
うまくまとまっている
押しやすいシャッターボタン
ホットシューも付いている
僕の初のNIKON機だ。
いちおうNIKKORなのだ(^_^;)
まだ少ししか撮影していませんが、EI−200に慣れた僕の印象としては、発色はとてもおとなしい感。しかし至ってナチュラルな印象です。500万画素、28−85mm光学3倍ズームの高品位デジタルコンパクトの醍醐味をこれから存分に味わいたいと思います。
マルチ・中央重点・スポットの3つの測光方式は僕にはもう必須になっていて、露出補正&ホワイトバランスのオートブラケットはEI−200にはなかったとても欲しかった機能です。
特記すべきは可動式のモニターと1/4000秒のシャッタースピード。
キャノンからもG2やG3で可動式のモニターが採用されていますが、このCOOLPIX5000も本体裏面のモニターが可動式で様々なアングルからの撮影時に有効に活用できそうです。超ローアングル撮影で微妙なフレーミングができるようになったのはとてもうれしいことです。
それから、デジタルカメラは総じて銀塩に比べてボケ味に少々欠けるものですが、最近はF値の小さい明るいレンズを採用した高機能なものが多く、開放にすればある程度ボケてくれます。しかし、綺麗なボケを得るには開放の露出に応じた高速のシャッタースピードが切れることが前提となります。シャッタースピードが遅いとNDフィルターで光量を調整する必要があり、結構不便なもの。1/4000秒はこのクラスでは最速と言えますし、そういった手間を省き幅広い表現を可能にし、シャッターチャンスを逃さないためのとても優れた機能なのです。最短撮影距離を把握し、レンズの性能をフル活用すれば、一眼レフに負けず劣らずの素晴らしい「作品」に仕上げることができるでしょう。
それともうひとつ、ストラップで手首にかけるコンパクトが多い昨今、首から吊り下げできるベルトは落としてしまう恐怖感を緩和でき、素早くシャッターチャンスに対応出来そうでワクワクします。ワイド・テレコンバーターや縦位置でもシャッターが切りやすいバッテリーグリップなど別売りアクセサリーも充実していて拡張性も期待できるので戦力アップ間違いなしでしょう。楽しみです。


ケンコーワイドコンバーター0.5倍と
バッテリーグリップを装着したクールピクス5000
ワイドコンバーター0.5倍使用
(35mm換算14mm相当)
奈良県・大峰山系大普賢岳山麓
・・というわけでゲットしちゃいました。ワイドコンバーターとバッテリーグリップ、フル装備のクールピクス5000です。35mm換算にして14mm相当の超ワイドな視野は、え〜〜!!こんなところまで写っちゃう!?・・という驚きの画角です。
まだ試したことが無い?ならばぜひ一度は体験してみたいこの画角です。
また、バッテリーグリップは縦位置でも撮影しやすいように、シャッターボタンとズームレバーが付いていて好印象。
これを組み合わせることで写真のように一眼レフにも負けない重厚なふうま専用ニュータイプモビルスーツカメラになります。(笑)
単三電池が使用できるのはとても大きなメリットなのですが・・6本も入れないといけないのは何と言うか・・(^^;
山での撮影では出来るだけ電源を単一化したいもの。そういったニーズに答えるアイテムではあるのですが、さすがに単三6本の重量はかなりの負担になりますので、機動力はグンと落ちますし、ボディの高さもかなり・・地面スレスレの低位置での撮影がしにくい感があります。
クールピクス5000の後継機種5400が28mmからの4倍ズームを搭載してつい先日発売され、5000はついに出番を終えました。しかしながらクールピクス5000の一番のメリットは地面スレスレ、超広角で被写体に2〜3cmまで近寄って絞り開放の完全逆光。この状況下では後継機種5400もかないません。銀塩・デジタルにこだわらず、他のあらゆるカメラの追随を許さない、デジタルカメラの歴史に残るスーパー広角機種として、製造が終った後もしばらくは君臨することでしょう。
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PENTAX EI−200⇒下取り
今年4月にYahoo!オークションにてゲットしたPENTAXのデジカメ。211万画素・光学3倍ズームを搭載し、一般撮影には十分すぎる機能を備えています。
ズームは35mmフィルム換算で34mm〜108mmで、中望遠までをカバー。しかし、欲を言えば、28mmからのズームが欲しいところ。またファインダーの曖昧さもどうにかして欲しい・・。
でもEI−200は露出モードが充実していて、平均・中央重点・スポットの3つの測光モードや、風景・人物など被写体に合わせたプログラムモードとシャッター優先・絞り優先モードも兼ね備え、モノクロ撮影もでき、簡易的ですが一眼レフに近い機能を持っていて使い心地は非常にいいです。付加機能として音声録音やインターバル撮影などの機能もありマルチユースに耐えます。露出も非常に安定していて、コントラストも程よく高くとても気に入っていましたが、クールピクス5000を購入時にうちのオヤジに買い取られました。(笑)


⇒作品例
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KODAK DC215⇒下取り
PC購入当初から使っている109万画素・2倍ズームのKODAKのデジカメ。機能のわりには大きく重いボディは、山行時にはかなりの邪魔になりました。しかしながら、露出は僕好みで撮っていて楽しいです。
最高画質フルサイズでも48MBCompactFlashで170枚撮影可能というメリットは大きく、単3電池4本使用のバッテリーは、モニターを撮影時の確認以外では使用しなければ2〜3日の撮影に耐えてくれます。
38mmからのズームが氾濫する中、広角が35mm換算で29mmからというのもgood!発色はKODAKライクなちょっとコクのある鮮やかさです。
お気軽&経済的でシャッターを押す回数を増やしてくれました。ふうまのHomePageのアウトドア画像のほとんどは、これで撮影したものです。
クールピクスを買ってからというもの、ほとんど出動することなく防湿庫で眠っていましたが、兼ねてから行きたかった高山植物撮影のための資金源として、ヤフオクにて下取りに出されました。
元気でな・・。

⇒作品例
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