■CONTAX T3 | |||||||||||||||||||||||||
中を見るとCONTAX T3と手紙が入っていた。「使わないので使ってください」と・・なんと素晴らしい友人を持ったものだ。(笑) 実はこの友人は以前T2を所有していたが、最近になってデジタルカメラを購入し、フィルムは使わなくなったという。それならばT2が欲しいなぁ・・なんて冗談めかしく話していたら、実家に眠っていたT3を送ってくれたのだ。 僕とT3はそんな風に出会いました。友人の好意には末永く大切に使うことで応えるとしよう。
旧機種T2のSonnar38mmF2.8に比べ周辺減光は改善されているらしいが、絞り羽根は7枚から5枚に変更されているのでボケ味は若干譲るかもしれない。しかしその変更のおかげで最高速シャッターは1/1200sec.にレベルアップされ、即写性において差が出ている。開放では1/500sec.となる。 ![]() 弱点は強いて言えばISOを手動で設定できないことくらいだろうか。しかしこれもDXコードを改変することで対応できそう。絶縁する部分はセロテープを貼り、通電させる部分はペイントを削ることで改変し、T3に任意のISO設定で認識させるのだ。 T3は今は無きCONTAXのコンパクトで最終機種となるため、他の機種に比べ販売期間が短かった。おかげでT3用のアクセサリー類の入手には困難を極める。 T2からの改善点のひとつとして、レンズアダプターを装着することでTVSと共通のフードやフィルターを取り付けることが出来るようになったが、このアダプターやフード類もすでに製造終了して久しく、中古で見つけても非常に高騰しているのが現状だ。さすがに定価の倍以上もすると購入意欲もうせるというものだ・・。 しかし現在は某カメラ店オリジナルのアダプターやフードも販売されているので、純正にこだわらず安価に購入をご希望の方はこちらをチェックするのも手ではあります。 ボディが非常にコンパクトなためかストラップの接合部は1点しかなく、標準で付属するのはハンドストラップのみ。街歩きにはできれば首から吊っておきたいところですが、ネックストラップで1点式のものを探すには苦労させられることでしょう。デジカメ用や携帯電話用のものは多数見つかりますが、高価なカメラだけに強度的に不安が付きまとい、安っぽいものばかりで不満になるはず。 皮製のものにおいてはいくつかの選択肢を見つけましたが、僕はIMAGENIQUEのネックストラップを付けています。ネーム入れもしてくれて、2年保証も付いていますので信頼できます。 |
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CONTAX T3 の主な仕様
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